梅毒検査

梅毒は性感染症の一つとして考えられています。梅毒はトリポネールパイダムという病原体が粘膜から入ることで感染が広がっていきます。梅毒の感染経路は限られています。多くの場合、梅毒の感染は性行為によって感染します。性行為だけでなく梅毒に感染している人とキスをしても感染することがあるようです。性行為以外でも梅毒の感染はあります。本当に稀なことですが、梅毒感染者が使用した衣類や食器等に触ることで感染してしまうことがあるらしいのです。妊娠中の人が梅毒に感染してしまうと胎児にまで影響を与えてしまいます。梅毒は元々ネイティブアメリカンの人が持っていた病気でした。アメリカ大陸を発見したコロンブスによってヨーロッパに持ち帰られたようです。その後世界各国に梅毒は広がっていきました。戦前の日本にも梅毒感染者は多くいました。昭和20年ごろ梅毒の感染者はピークに達していました。その後、抗生物質のペニシリンを使うことで梅毒の感染を抑えるだけでなく、梅毒自体を死滅させていくことが出来ました。梅毒は昭和30年ごろになると完全に沈静化したものと考えられていました。しかし昭和40年ごろと昭和60年ごろにまたもや梅毒の流行の兆候が見られたのです。梅毒の感染経路は、性行為が一番確立的に高いのです。梅毒にならないためには性行為でのコンドーム使用が最も有効的です。コンドームを使用することで、他の性感染症からも防ぐことが出来るのです。

梅毒・男性の症状

梅毒には潜伏期間があります。

潜伏期間は3週間程度です。

その後、梅毒の症状が現れてきます。

梅毒に感染し潜伏期間を過ぎるとペニスの亀頭部分や包皮、陰茎などに小豆からえんどう豆くらいの大きさの赤いしこりが出来ます。

赤いしこりは稀に、口唇、口腔内、乳頭部、手指等に現れることもあります。

赤いしこりに痛みは一切ありません。

4週間から6週間もすれば、赤いしこりも自然になくなってしまいます。

そのため、治療せずに見逃してしまうことも多いようです。

ここで治療をせずに放置したままですと、梅毒の症状はどんどん進行していってしまいます。

治療をしなければ梅毒の次のステージへ突入です。

梅毒の次のステージへ行ってしまうと、かなり完治しにくくなってしまいます。

梅毒・女性の症状

女性の場合でも感染後の潜伏期間は3週間と、男性が感染した場合と同じです。

感染後3週間の潜伏期間を経ると女性の性器や唇に硬いしこりが出来ます。

硬いしこりはかゆみや痛みなど一切ありません。

しかも男性が梅毒に感染したときと同じく、次第に硬いしこりは消えてなくなってしまいます。

梅毒に感染してから3ケ月ほどすれば全身に薄い赤い発疹が現れます。

この薄い赤い発疹は「バラ疹」と呼ばれています。

この時リンパ節が腫れる人など、自覚症状が現れてくる人もいるようです。

人によっては全く自覚症状がない人もいるようです。

自覚症状がないことから治療を行わないでいると、またしてもどんどん梅毒は進行していきます。

全身に発疹が出てから3年ほどすれば、皮膚、骨、筋肉、粘膜、内臓などに「ゴム腫」という硬いこぶやしこりが出来ます。

ここでも治療を行わず、またしても放置しておけば最終的に脳障害や歩行マヒ等の症状が出てきます。

梅毒自己検査キット

自分が性感染症である梅毒かもしれないと思えば、医療機関に行きにくい人もいるようです。

性感染症にかかったことが恥ずかしいと感じるのです。

「もしかすると梅毒かな?」と疑いのある場合で、医療機関への受診がためらわれる時には、梅毒自己検査キットはどうでしょう。

誰にも知られずに自分が梅毒であるかどうかを判定することが出来ます。

検査キットを郵送で送ってもらえますので、誰にも知られずに好きな時に検査を行なう事が出来るのです。

もちろん匿名でも検査を受けることが出来ます。

「もしかすると?」をはっきりさせたい時には、梅毒自己検査キットがいいのではないでしょうか。

他の性感染症も検査キットで調べることが出来ます。

口腔梅毒とは

性器や口の中には普段から目に見えないほどの小さな傷が無数にあるようです。

そのため口を使った性行為やコンドームを使わない性行為によって、梅毒に感染していってしまうのです。

口の中から進入した梅毒は、そこで感染を拡げていきます。

口の中ににきびのようなしこりができます。

これが口腔梅毒です。

梅毒は色々なところにも現れます。

口の中、性器、手、肛門、乳房等にも現れてきます。

梅毒の初期症状であるしこりには、痛みはありません。

全く痛みもかゆさも感じないのです。

非常にまれなケースですが、血液や唾液に触れるだけでも梅毒に感染してしまう人がいるようです。

軽いキスをしただけでも口腔梅毒に感染してしまうこともあるようです。

梅毒の症状・バラ疹

梅毒にかかった場合、潜伏期間の3週間を過ぎた頃に全身にかゆみも痛みもない赤い斑点が現れます。

この赤い斑点は「バラ疹」と呼ばれています。

このバラ疹は爪くらいの大きさです。

薄い赤色または、暗い赤色をしている斑点です。

梅毒になれば全身にバラ疹ガ出来ますが、特に上半身を中心に出来るようです。

バラ疹は不快な症状が一つもない斑点です。

赤い斑点ができる事で見た目は悪いですが、痛みかゆみなど一切ありません。

バラ疹はしばらくすれば自然に消えていってしまいます。

バラ疹に気づいている人でも、その症状が消えていってしまうことから医療が遅れてしまう人もいます。

はじめのバラ疹が消えても安心は出来ません。

数ケ月もすれば次のバラ疹が現れてきます。

梅毒の症状・硬性下疳

梅毒に感染し3週間ほど経過すると感染部分に硬いしこりのようなものが出来てきます。

性器周辺に出来るようです。

モモの付け根辺りのリンパ節が腫れたりもするようです。

性器周辺に出来る硬いしこりは「初期硬結」と言います。

梅毒における最も初期の症状です。

この初期硬結は何個もできる事はありません。

大抵の場合一個出来ますが、まれに二個できる事もあるようです。

初期硬結は痛みも感じませんし、かゆみも感じません。

不快な症状を何も感じないので見逃してしまうことが多いのです。

特に女性の場合は見逃しがちになってしまうようです。

この頃の初期硬結の表面の皮膚が破ける事があります。

皮膚が破けることで潰瘍に変わっていきます。

これを「硬性下疳(こうせいげかん)」と呼びます。

梅毒とHIVの関係

梅毒を繰り返し発症する場合には、他の病気の関与も考えられるようです。

その病気とは「HIV」です。

HIVに感染した人は梅毒の感染を繰り返しやすいという関係があるようなのです。

梅毒を繰り返しのであれば、HIVを疑うことが出来るのです。

梅毒になれば皮膚が損傷し、しこりやこぶ等出来てきます。

この傷口からHIVが入ってきます。

傷口があることでHIVが進入しやすくなってしまうのです。

性器ヘルペスに感染した場合にもHIVの感染が疑われるようです。

梅毒の感染経路

梅毒は性感染症の一つとして考えられています。

梅毒はトリポネールパイダムという病原体が粘膜から入ることで感染が広がっていきます。

梅毒の感染経路は限られています。

多くの場合、梅毒の感染は性行為によって感染します。

性行為だけでなく梅毒に感染している人とキスをしても感染することがあるようです。

性行為以外でも梅毒の感染はあります。

本当に稀なことですが、梅毒感染者が使用した衣類や食器等に触ることで感染してしまうことがあるらしいのです。

妊娠中の人が梅毒に感染してしまうと胎児にまで影響を与えてしまいます。

梅毒の感染率

アメリカでは2001年以降梅毒の感染率が高くなってきているようです。

アメリカでは梅毒に感染している人の大部分がHIVにも感染しているらしいのです。

どちらも同じ性行為で広がっていきますし、梅毒に感染していることがHIVへの感染率を高めることが分かっています。

日本でも梅毒患者は増加傾向にあります。

梅毒は自覚症状がすぐには現れない性感染症です。

つい見逃しがちになってしまうのが梅毒です。

また、梅毒の診断を行うことは簡単なことではないようです。

梅毒という病気が色々な症状を発するので、他の病気と間違いやすいのです。

感染拡大を防ぐためにも、早期の診断や早期の治療が大切になってきます。

梅毒定性RPR法とは

梅毒血清検査には2つの方法が用いられます。

炭素粒子を使用した梅毒定性RPR法や梅毒の原因の菌を調べるものと、感染によってできた抗体を調べる検査があります。

2つの検査は検査の時期によって異なる結果が出てきます。

そのため、両方の検査を行なう事で梅毒の感染状況や病状の判定をしていくようです。

梅毒の検査で採血を行い、検査を行ないます。

検査結果で梅毒であると判定されたら、再度血液検査をすることになります。

梅毒定性RPR法を行うのです。

この検査は値段が高いわけではありません。

安価で行える検査です。

梅毒定性RPR法の検査を行なう事で出る判定結果は、梅毒に感染したばかりの状態では検査結果が安定しないことがあります。

検査結果を確実なものにするために何度か梅毒定性RPR法を繰り返し行うようです。


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